人間は楽しんでいるとき最高の力を発揮する
本田宗一郎
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空港のカリスマ清掃員として知られ
『プロフェショナル 仕事の流儀』でも
取り上げられた新津春子氏
新津さんは
「70歳になっても清掃の仕事を続けたい」
と清掃の仕事が大好きだ
しかし
最初は違っていた
他にできることがなかったため
しかたなく始めた仕事だった
それが
「仕事をする、評価される、感謝される
もっとやろうと思う
さらに仕事をする、評価される、感謝される
さらにもっとやろうと思う
この繰り返しで仕事はどんどん楽しくなり
どんどん好きになっていきました」
と語っている
新津さんは
人から期待された仕事に没頭しているうちに
仕事が楽しくなっていった
この
「没頭」と「楽しみ」には因果関係があり
人は極端になにかをやれば
必ず好きになるという性質をもっている
俗に言う「ハマる」というやつだ
また
明治大学文学部教授の齋藤孝氏は
いい仕事をしている人というのは
「やりたいことをやっている」人ではなく
「需要に応えることができている」人で
プロはみな
「自己実現」ではなく
「他者実現」で仕事をしている
という
つまり
相手の期待に応える良い仕事をすれば
「あの人は良い」と認められ、感謝される
感謝されると承認欲求が満たされ
仕事が楽しくなって
もっと良い仕事をする
自分がやりたいこと
自分のやりがいなどの自分目線から
相手利益、相手の問題解決など
相手目線に変えれた人だけが
プロフェッショナルとして活躍されている
ということだと思う
一言で言うと
偉大な成功者とは
「他の人の利益を与えることに没頭し
相手を喜ばせ仕事を楽しむことで
自分自身の欲求や願望を満足させる
能力を身につけた人」
と言う事ではないかと思う
仕事を楽しむ人は人生も楽しい