⚫︎まず、人が習慣をつくり、習慣が人をつくる。成功の未来へ自分を押しあげるとき、もしも、よい習慣を意識してつくらなかったなら、知らず知らずのうちに悪習慣をつくってしまうだろう。
⚫︎成功の習慣をつくることは、失敗の習慣に屈するのと同様に、大変容易なことなのである。習慣は天性ではなく、習慣は後天的である。
⚫︎習慣は全くの偶然ではなく、それらには、理由がある。ひとたび、習慣の独特な原因をつきとめたなら、それを容認するか拒絶するかは、あなたの決定機能のなかに秘められているのだ。
⚫︎人が環境や思考に影響を与えることができるということは、心理学的に実証されている。それを意識し、高い目的をもって、そうするならば、あなたは、自分の習慣や心構えをよりよく変えることができる。
⚫︎あなたの真の実相を知るためには、意識的な思考だけてはなく、無意識の先入観、偏見、習慣にも気づかなければならない。
⚫︎端的にいえば、成功した人たちとは、失敗者たちが忌み嫌ったこと、しなかったことを行なって、習慣化しただけである。
⚫︎誰でも、1日だけなら、英雄や成功人として過ごすことができる。高い目的を達成する人は、その1日を、一生のパターンにできる人である。
⚫︎恐怖は習慣だ。自己あわれみ、挫折、危倶、絶望、失望、あきらめもまたそうである。「必ずやれる」「必ずやろう」という簡単な、この2つの決意を抱けば、これらの消極的な習慣は除去できる。
⚫︎逆境や一時的な落胆に襲われたときには、内面の真の逞ましさや自信ある心構えが、支えてくれるものだ。それを啓発し、手助けしてくれるのが、働くというよき習慣なのである。
⚫︎人生で刈り取る収穫は、培った心構えと習慣によって計られる。