42歳に他界した小野正孝氏(日本青年会議所会頭)はアメリカのSMI社から「世界のトップセールス」の証であるポールjマイヤー世界最高大賞を授与された
SMIとは、アメリカのポールJマイヤーが開発した自己開発プログラムのこと
Success Motivation Instituteの略で、世界各国語に翻訳・発行されている
当時の日本青年会議所JC教育プログラムのMIA(マネージメントインアクションん)研究グループでは小野正孝氏を筆頭にメンバー全員がSMIプログラムを学んでいて、SMIと矛盾する発想はMIAの中から出来るだけ排除するように配慮した
MIA研究グループ会議のとき、必ず、オープンリールの、分厚いアタッシュケースほどの録音機をテーブルに置いていた
そのソニー製のテープレコーダーは、小野正孝氏がアメリカで開催された世界会議に担いでいったものだと
当時価格も高く、プロ用で、一般の人には手に入らないものでしたが、小野氏は、せっかく海外まで行くのだから思い切って買ったと言っていた
そして、アメリカ青年会議所会頭のスピーチ録音を取るために、会場に行って、会頭本人に「録音を取らせてください」と頼んだ
「OK、それなら俺がそのマイクを持ってスピーチをやろう」とスピーチの間、小野さんのマイクを持ってくれた、と嬉しそうに語ったことがある
そのことがあってから、アメリカJC会頭と心通じる親しい友達になった
しかも、そのスピーチの中に出てきた話がなんとも素晴らしいので、「何でこんな素晴らしい話が出来るのか?」と聞いたところ、アメリカJCの指導力開発のプログラムである「LIAプログラム」(リーダーシップインアクション)の元になったSMIプログラムの考え方だ、と教えられた
日本に帰ってきてから、アメリカまでSMIプログラムを注文しようとしたら、すでに日本にもSMI of JAPANという会社があって日本語版のSMIプログラムを販売していることが分かった
小野氏は早速、JCの友人3人と一緒にその会社を訪ねてプレゼンテーションを受けた
しかし、一緒に行った二人は、「自己暗示だね」といって買う意志を持たなかったのだが小野氏は大金を出してアメリカまで行って得た情報を無駄には出来ない、と思い即座に購入した
以来、小野氏の決して長くない人生は、人間開発という分野で、日本でも稀有の人として光彩を放つようになったのだ
サクセスダイナミクスジャパン(SMI販売代理店) 大野勝憲
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