モティメルNo.27『赤ちゃんから学ぶ三つの感情』

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赤ちゃんは
・安らぐ
・泣く
・笑う
の三つの感情しか
持っていないという

確かに
もうすぐ1歳になる孫を
見ているとよく分かるが
「安らか」に寝ているか
お腹がすいたり
おむつが汚れて「泣く」か
「笑って」いること以外
見たことがない

この3つの感情
・やすらぐ
・要望を訴える(泣く)
・笑う
だけで上手に生きている

しかし
いつの頃からか知らないが
それ以外の感情
「怒る」「威張る」「すねる」「嫉妬(しっと)する」
「やきもちをやく」「キレる」「見下す」
「イライラする」等々の感情を
後天的に身につけてきた

例えば
何かいたずらをして親に怒られる
そのとき子どもは弱いから言うことをきく

また
父親が母親に腹を立て声を荒げると
母親が一歩二歩、譲歩して言うことをきく

そんな体験や姿をみて
「腹を立ててみせる」と
相手を自分の思い通りに動かせるんだと
学んで「怒る」という感情を後天的に
身につけた

もともと人は、腹を立てるという本能は
持っていないらしい

それが大人になるにつれ
「○○のようにみせて(演じて)相手を
屈服させたり、言う通りにさせようとする
癖がついてしまった

「威張って見せて」「すねてみせて」
「嫉妬してみせて」「やきもちをやいてみせて」
「キレてみせて」「見下してみせて」
「イライラしてみせて」・・・

「○○してみせるという方法論」ではなく
赤ちゃんのように3つの感情だけで
問題を解決する方法を手に入れよう

赤ちゃんは言葉を使えないので
泣くしかないけど
大人なら言葉を使えば良い
・やすらぐ
・真剣に言葉で伝える
・笑う
これだけで十分
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