≡目標は大きく、高いほうがいい≡
古沼貞雄さん(元帝京高校サッカー部監督、矢板中央高校サッカー部アドバイザー)
「あと10年早くSMIプログラムを知っていれば、帝京はもっと勝てた」
帝京高校サッカー部は全国制覇9回の古豪である
SMIプログラムのPSP、DSMを”勝利者のプログラとして活用いただいていた
勝利の4つの原則
1.夢
2.ヤル気
3.アイディア・工夫
4.基本
「帝京でサッカーやりたい」って入ってくる子たちには、すごい才能を持っている子もいれば、まだ自他ともに見極めがついていない子もいる。
でも伸びるか伸びないかは、SMIにもある様にどんな夢=目標を持てるかで伸びるか否かが決まる。
いくら才能があっても自分を過大評価できない子は伸びない。
「帝京の黄色いユニフォームを着たい」とか「国立競技場のグリーン芝を踏むんだ」「絶対優勝するんだ」とかね。
目標が高すぎて、間違いだったとか損したとかいうことはあり得ないでしょう。
たとえ、3年間やって目標が達成できなくても、それを目指して打ち込んでいる、そのこと自体がすごい経験なんだから。
そういう中では、「どうしたらいいんだろう」「どこがいけないんだろう」って、基本に立ち返ったり新しいアイディアを考えたりして試行錯誤するわけだ。
「無理だ」「勝てそうもない」って諦めてる人間が、伸びるわけがない。
以前、1対0で負けてる試合を、残り時間3分で同点に、そして逆転勝利に持ち込んだことがあった。
これなんかも、「こんな所で負けてたまるか」「絶対勝つんだ」って、最後まで諦めなかった選手たちが、奇跡を呼んだんだよ。
帝京の使命は、「全国大会出場」じゃなくて「勝利」だったんだから。 1998年記事
※昔の資料だが、私ガクバリも直接何回か指導していただいた。その教えがわたしの人生の土台になっていることは間違いない。
古沼先生には心から深く感謝申し上げます。